【水彩画が並ぶ会場】

 

【大井美沙子さんの「甲斐の春」(左)

「田代池」(右)】

 

 

【吉川哲也さんの「タリアセン」(左)

「採れたての野菜」(右)】

 

 

【月野さんの「北国の牧舎」(左)

「旧友の産物」(右)】

 

【北村明美さんの

「タチアオイ」(左)、「見上げる」(右)】

 

 

 日本水彩画会上田支部(月野貴久支部長)は、10日まで「第35回 上田支部会員展(小品展)」を東御市文化会館で開いている。


 公募展として開催している日本水彩展の入選者で組織する同会。

今展は、28人が10号以下の小品、56点を出展した。

 作者の個性や感性が現れた秀作が並んだ。
 

 御代田町の大井美沙子さんは「甲斐の春」と「田代池」の2作。

四季の風景を透明感ある色調で描く。

 

 東御市御牧の吉川哲也さんの「タリアセン」と「採れたての野菜」は、湖面に映る景色と、立体感のある野菜が印象的な作品に。

 

 同市県の月野さんの「旧友の産物」は、みずみずしい桃の質感をそのままに表現した。

同「北国の牧舎」は、北海道のニセコ、岩内岳の山々を背景に、思い出深い牧舎を描いた。
 

 70代の会員が中心。80代の月野さんにとって、絵画は健康的な生活を保つ秘訣になっている。

 「物を見る、脳を刺激する、手を使う。健康にいい趣味です」と月野さん。

 

 ★同会では、新規入会者を募っている。
 

 展示は午前9時から午後5時(最終日は4時まで)。

 入場無料。

 (電話)0268・67・1151(事務局の吉川さん)