【明るくなったアリーナ】
【多目的運動室】
【1階ホール】
【多目的トイレ】
【下足室】
【体育館外観】
上田市教育委員会は2日、このほど改修を終えてリニューアルした、同市下之郷乙の「上田市自然運動公園総合体育館」を公開した。
昭和56年建築のRC造3階建ての同体育館は、竣工から40年が経過。
耐震化と老朽化に対応することで、利用率の向上を図ることと、冷暖房設備を導入して夏場の熱中症対策にも備えることで、スポーツを「みる」側、「する」側の双方に、快適な環境を提供するのがねらい。
昨年6月に改修に着手。9月末に工事を完了した。
事業費は7億3943万6000円。
㈱宮下組が主体工事、㈱水工技建が機械設備、㈲松沢電気商会が電気設備の各工事を担当した。
新しくなった体育館は、躯体の耐震補強を施すとともに、アリーナ、ホール、廊下の天井は、アスベスト対策を施した。
アリーナ内の冷暖房化とともに、冷暖房効率の向上を図るため建具を断熱化。
室内の内装は、落ち着いた色合いと温かみのある木目調で統一した。
さらに、アリーナと多目的運動場の床材に、国際規格認定のクッションフロアを採用。
照明機器のLED化で従来の2倍以上の照度を確保した。
更衣室やトイレも最新の設備に入れ替えた。
同日に運用を開始した同施設は、すでに女子実業団バレーボールチームの「ブリリアントアリーズ」が試合の開催を予定。
次回「国民体育大会」の少年ハンドボールでも使用することが内定している。
アリーナの観客席は750席。
いすなどの利用で最大1500席としており、今後、収容人数の基準を満たす競技のチームや団体などに、積極的な利用を呼びかけていく方針。
施設使用料は従来通り。
新たに冷暖房使用料が加算される。
詳しくは、(電話)0268・23・5196(スポーツ推進課)または、ホームページ↓ ↓ ↓ ↓