【米津会洋画作品展】
【米津福祐さんの「少年」】
【水野美奈子さんの「TURN」】
【藤倉佑子さんの「風景」】
上田市中央2の二紀会参与、米津福祐さん(83)に指導を受ける「米津会」=藤倉佑子会長、19人=は、あす5日まで、同市材木町の上田市文化センターで「第28回 米津会洋画作品展」を開いている。
同会は毎月1回、中央公民館で例会を開き、人物や風景などのデッサンを持ち寄り、講評を受けるなどして研鑽を積んでいる。
今展は近作を中心に、15人が油彩と水彩の力作約32点を展示した。
米津講師も、油彩1点を出展した。
このうち藤倉佑子さんの油彩「風景」は、家並みと空を表す空間を、独特なタッチで描いた印象的な作品。
水野美奈子さんの水彩「TURN」は、交差点をモチーフに歩道の一部に、卵のカラを用いた。
同じく交差点を描いた「スクランブル」とともに、美しく浮かび上がる曲線が、走る車をイメージさせる作品となった。
講師の米津さんは、自身の少年時代を想起して描いた油彩「少年」を出展。生命(いのち)みなぎる少年像を、濃い紫青のアサガオとともに表現している。
入場無料。
午前9時半から午後4時(最終日午後3時)