【写真展を開いた上野が丘写友会メンバー】

 

【「残果に色あり」(左)と「風の舞」(右)】

 

 

【「可憐な春」(左)】

 

 

【「キジのほろ打ち」(下)】

 

 

 上田の上野が丘公民館を拠点に活動する上野が丘写友会(竹鼻靖之会長、8人)は、同市御嶽堂の喫茶リバーサイドで写真展を開催している。28日まで。


 このほど解散した写真愛好家のグループ、染写会のメンバーを仲間に迎え、初めて開催。

 主に活動する会員6人が計17点を出展した。


 同市上野の竹鼻さんは、御射鹿池の新緑が映える風景など3点を出展。

このうち、霜が降りた畑の一角に転がるミニトマトを写した「残果に色あり」は、灰白色の霜に鮮やかなトマトの色調が映える1枚。

 

 同市住吉の目黒鉄也さんの「風の舞」は、山波みや雲をバックに、風に揺られて空を舞うチョウ「アサギマダラ」を、小諸市内の高原で撮影した。

 

 ふだんから鳥類を撮影するという同市生田の吉池定則さんは、オスのキジが羽ばたかせながら、いななく瞬間を望遠で写した作品「キジのほろ打ち」など3点を出展。

 

 藤正顕さん(古里)の「可憐な春」は、菅平湿原に咲く、高さ10㎝程の小さなニリンソウを見上げるように撮影。

わずかに薄桃色が混じる白色の花弁が美しい作品となった。
 

 同店営業時間の午前10時から午後5時までは自由に見学できる。

無料。

 木曜休。

 問い合わせ(電話)0268・43・1222(同店)