【オンラインで参加する学生と
対話する職員】
上田市、上田商工会議所、上田職業安定協会は、学生の地元就職促進のため「パッケージ型インターンシップ」を初めてオンラインで13日からスタート。
17日まで5日間の日程で参加事業所を知ってもらい「学生による成果発表」も予定している。
パッケージ型インターンシップは、1社単独で行っても参加者が集まりにくい状況を踏まえ、複数の企業を体験するプログラムにしたもの。
キャリアコンサルタントセミナーも行う。
参加学生を1回目と2回目の期間に分け、事業所を訪問して行う予定だった。しかし「新型コロナの感染拡大状況」から、全てをオンラインに切り替えた。
8月末からだった1回目の学生は、一旦延期して今月下旬からのオンラインに切り替え、2回目の学生は予定した13日からオンラインで行った。
13日からの参加学生は、全て大学生で22人。
上田市出身で長野県外の大学で学ぶ筑波大の学生や、県外などから上田市内の長野大で学ぶ学生など、3年生から1年生が参加。
初日は自己紹介、オリエンテーション、上田商工会議所の事業所紹介など。
オンラインでもより臨場感があるように、会場の上田商工会議所を外から入り、1階の様子を見て集合するはずだった5階まで案内する映像からスタートした。
アイスブレイクも兼ねた自己紹介では、好きなことや上田の印象について話しながら、戦国武将やスポーツ、サマーウォーズなどが話題となった。
「コロナ禍」の影響について、学生からは「サークル活動を行うには大学側に届け出ることになっている」など、思うように学生生活ができない話しもあった。
今回の参加事業所は上田商議所のほか、KYB―YS、ホシバ、山洋電気、敬老園、真田KOA、ルート設計、ちいさがた福祉会、上田市役所の7課。