【劇場前に展示した「夜明け前」の酒樽を見る志賀さん(左)と荒井さん】

 

 

 上田街中演劇祭2021「Before the Dawn 夜明け前第一部」は17日から19日までの3日間、上田市中央2の民間文化施設「犀の角」で上演される。


 犀の角が劇場開設5周年の節目を記念し、島崎藤村の長編小説「夜明け前」を原作とした演劇作品を開設当初から連携する茨城県土浦市の劇団「百景社」と共同制作した。


 犀の角を運営するシアター&アーツうえだの荒井洋文代表は「原作の舞台は幕末から明治維新にかけての大変革期。東日本大震災やコロナ禍で時代は大きく変わりつつあり、いま改めて注目されるべき作品」と話す。
 

 長野県内で活動する若手の俳優やスタッフを中心に制作。

  来年度は「夜明け前第二部」の県内外ツアー公演を目指す。

 

 

 


 演出の百景社主宰、志賀亮史さん(42)は「歴史を下支えした民衆を描いた原作を若い視点で読み直し、観客の皆さんと一緒に味わいたい」とする。


 劇場前には同公演を協賛する小野酒造店(辰野町)から贈られた日本酒「夜明け前」の酒樽を展示。

 「新型コロナウイルス感染防止対策」をして公演する。


★開演は

 17日、午後7時。

 18日は午後、1時と7時。

 19日は午後2時。

 上演時間は3時間(2部構成)。

 チケット一般2500円。

 QRコードか↓ ↓ ↓ ↓

 

 

 犀の角のホームページから予約する。↓ ↓ 

 

 問い合わせ(電話)0268・71・5221(犀の角)。