【ミストシャワー実施中のアンブレラスカイ】
小諸商工会議所は9月3日まで、頭上に雨傘を吊るす「アンブレラスカイ」と「ミストシャワー」を商工会議所前のあいおい公園で行っている。
ミストシャワーは気温25度以上の日の正午から1時間実施(雨天中止)。
アンブレラスカイは4回目の実施で、毎回テーマが異なる傘を使用している。
今回は「パラリンピック期間中」ということもあり、多様性をテーマに虹色の傘12本をぶら下げた。
ミストシャワーは、霧状の水が傘と同じ地点から降り注ぐ。
歩行や衣服に支障が出ない程度の噴霧量で、涼しさを感じることができる。
実施目的は「新型コロナウイルス感染症」のイメージ払しょくと熱中症対策。
公園利用者や通りがかる買い物客が、明るい気持ちになる空間を目指した。
また、昼間の市内への誘客を促進するとともに、小諸市から明るい話題を発信し、経済活動の早期回復につなげたい考え。
小諸商工会議所の塩川秀忠副会頭は「アンブレラスカイや横断幕掲示に活用できる支柱も増やしていきたい。SNSで発信してくれる人も増えている」と話した。
ミストシャワー中に通りがかった高校生は「あまりこの道を通らないが、面白いことをやっていた。なかなか涼しい」と話していた。