【小諸市内の通行止め看板】
小諸市議会9月定例会は26日に開会し、市は補正予算案や決算認定案などを提出した。
一般会計補正予算案は、歳入歳出にそれぞれ1億800万円を追加し、補正後の総額を191億3100万円とするもの。
「新型コロナウイルス感染症関連」の緊急経済対策事業に4000万円を増額。
長野県の「新型コロナ特別警報Ⅱ発出」に伴う、営業時間短縮や休業要請などの影響を受ける事業を支援する。
また、8月の雨で被災した復旧事業費を計上した。
一般質問は9月6日から8日で、代表質問と個人質問。
閉会は同28日。
◆大雨で一部通行止め続く
この日の議員全員協議会で、今月14、15日の「大雨による市内被災状況」の説明があった。
13日、午後8時37分に大雨注意報が発表となり、14日、午前8時5分に大雨警報(土砂災害)発表。
午前10時46分に洪水注意報発表。
累積雨量は、13日午前5時から16日午前1時までが192㎜、時間最大雨量は、14日、正午から午後1時の11㎜/h。
市では警戒対策本部が開かれ、SNSで注意喚起などの発信が行われた。
被害は、通行止めは市道8路線で、2路線は27日までに解除されていない。
建設課関係被災状況は、市道の倒木11件、道路陥没や路面洗堀など道路関連が11件、県や国の進達4件など合計45件。
被害額は、2000万円。
農林課関係の被災情報は、農地被害8件、農業用施設被害は農道6件と水路4件、計18件。
被害額は4300万円。
また、しなの鉄道と小海線で一部区間運休があった。