【おけまる食堂】
【みんなのしおだ食堂】
【農園で社員がジャガイモ掘り】
【ふれあいサロンhinata bocco(ひなたぼっこ)】
上田市中之条の住宅建設業「美し信州建設㈱」=中嶋大介社長)=このほど、市内4つの「子ども食堂」に、自社の畑で収穫したジャガイモなどを寄付した。
上田原に農園を保有する同社では、職人で組織する「信匠会」と「翔和会」のパートナー社員が、社員と一緒に野菜を栽培している。
同社は恒例行事の「夏祭り」で、子ども参加型の収穫体験や木工教室などを企画。
祭りブースの「産直市場」で販売した野菜の売上金を寄付金としていたが「コロナ禍」で、祭りは2年続きで中止に。
そこで、市社協を通じ、市内のこども食堂などに食材としての寄付を打診。
「ジャガイモが欲しい」と返答があった、同市芳田の「ふれあいサロンhinatabocco」、上塩尻の「みんなの居場所しおじりこどもカフェ」、中塩田の「みんなのしおだ食堂」、常田の「おけまる食堂」の4カ所に決定。
収穫したジャガイモと、社員の協力で購入した嬬恋産のキャベツを届けた。
地域密着企業として、29年前から社会貢献の一環として寄付を続けてきた同社。
企画部の中嶋亜紀子さんは「小規模の施設は、寄付が行き届かないことが多い。これからも寄付を続け、地元のいろいろな方に貢献できるよう頑張っていきたい」と話す。