【日本の美と伝統を集めた「花鳥風月写真展」】

 

 

【中村道雄さんの「頭上の出来事」】

 

 

 

【矢幡正夫さんの「躍動」】

 

 

 

 上田市緑が丘の「アイ写真工房」は、上田市立美術館(サントミューゼ)の市民アトリエ・ギャラリーで「花鳥風月写真展 日本の美と伝統」と題した”写真展”を開いている。9日まで。


 同展は、写真愛好家に作品発表の場を提供しようと企画、毎年開催している。

10周年を迎える今年は、65人が自信作を展示した。 
 

 同市本郷の矢幡正夫さんの「躍動」は、舞田周辺を走る上田電鉄別所線を撮影。

田園が広がる風景を走る電車に光が差し込み、山や雲と一緒に水田に映りこむ瞬間を捉えた。

 

 吉田の中村道雄さんの「頭上の出来事」は、繁殖期に岩鼻に飛来したハヤブサが、カケスを狙う姿を写した。

 「足しげく通い、100m下から偶然撮れた一枚」と中村さん。主催者で初出展の山岸春夫代表は、福井県で夕暮れ時の日本海を撮影。赤く染まった空の下、遥か遠くに点々と光る漁火(いさりび)を写した。


 会場は、バラを接写した写真には、香りの演出を施すなど工夫。

 生島足島神社や長和地域の祭りの写真も並び「コロナ前のにぎわいを感じられる」内容になった。

 

 「相次ぐ中止に落胆し、祭りに飢えている人も多いのでは」と山岸代表。

 

 祭りを撮影した写真を集めた「特別企画展」を計画。

 同工房にて作品を募集している。
 

 写真展は入場無料。

展示時間は午前9時30分から午後5時(最終日午後4時)、出品作品の写真集も販売。