【信濃国分寺での「平和の鐘」打鐘】

 

 

 6日午前8時15分、76年前に広島へ原爆が投下された時間に、上田小県の各寺院で「平和の鐘」が鳴り響いた。


 昨年から始まった活動で「新日本婦人の会上田支部」と「原水爆禁止上小地区協議会」は、「平和の波」行動による「平和の鐘」活動を推進。

 昨年の参加16寺院から増え、上田市、東御市、長和町、青木村の23寺院と1教会が参加。
 

 信濃国分寺には、参列者が順番に打鐘し、被爆者や戦争の犠牲者の苦しみに思いを寄せ、核兵器のない平和な世界を祈っていた。
 

 新日本婦人の会上田支部の田中みゆきさんは、被爆者から体験を聞いたことがあり「恐ろしい。罪のない人が大勢亡くなった。平和の鐘の行動を広げ、追悼の気持ちを表したい」と話していた。

 

 上田市中央5の「浄楽寺」でも鐘が鳴り響いた。

同寺は、上田市内で早期の2005年から「平和の鐘」を広島、長崎の原爆投下時間と、終戦記念日に実施している。

 

 


 9日、長崎への投下時間午前11時2分にも打鐘する予定。
 

 ◇寺院が1寺増える予定で次の通り。
 東昌寺、瀧仙寺、大法寺、専念寺、高仙寺、西光寺、前山寺、常楽寺、安楽寺、大輪寺、呈蓮寺、信濃国分寺、瀧水寺、天龍寺(文殊堂)、地蔵尊(長瀬)、霊泉寺、常福寺、信定寺、西蓮寺、観音寺(長和町)、実相院、長谷寺、長命寺、定津院、日本キリスト教会上田教会。