【車内で犯人役が現金を要求する場面】

 

 

【カラーボールを射出する装置の実演】

 

 

 

 

 JA信州うえだは、今年4月に導入した「移動金融店舗車」で試験運用を行っていいる。

 防犯のため「上田警察署」と”強盗対応訓練”をこのほど行った。


 移動金融店は、交通手段の少ない地域や被災地での金融サービス提供、イベントでの活用のため、2トン車の荷台部分に金融業務を行う端末や接客カウンター、エアコンなどを登載している。

 

 本格運用は来年3月だが、試験的な運用は行っている。

 

 店舗と同様、訓練を行うことで緊急時の対応を身につけようと、移動金融店舗車で初めての訓練を本所で行った。


 訓練では、強盗役にふんした警察官が、店舗の外にいる案内係りに刃物のようなものを突きつけ、現金200万円を要求。

案内係りを人質にして、店舗内の職員に袋へ200万円を入れさせて逃走。

逃走犯人の足元を狙って、案内係りが模擬で水が入った”カラーボール”を投げつけ「強盗だ」と大声で周囲に知らせた。

窓口の職員は110番通報し、到着した警察官に犯人の背格好などを伝え、防犯カメラで犯人の映像を確認した。


 カラーボールを投げる訓練や、カラーボールを圧縮空気で鉄砲のように飛ばす器具を実演。

ボールを投げる自信がない人でも遠くまで飛ばすことができる。

この器具は「上小防犯協会連合会」からJA信州うえだに贈呈された。
 

 訓練に参加した職員は「訓練とは分かっていても緊張した。実際にはお客もいる場合も考えられるので、もっと冷静に対応できるようにしたい」などと話していた。


 眞島実組合長は「改善点に取り組み、本格的な稼働に向けて万全の体制にして運用したい」と話していた。