【思い出から一句をつくる児童】
【松ぼっくりや小枝で短冊を装飾】
上田市の上野が丘公民館(馬場陽子館長)は7月25、26の両日、同市芳田の市民の森公園で「上野が丘わいわい塾」を開いた。
2日間で市内の小学生約70人が参加。
地域の中学生や住民もボランティアで参加し、活動を支えた。
夏休みを利用して、地域で育ちを支える大人との世代間交流などを目的に行っている恒例行事。
昨年は「コロナ禍」で中止したため、2年ぶりの開催となった。
感染予防対策で、希望する1日のみ参加の活動となった。
児童は午前中、公園の自然を利用した「フィールドゲーム」に挑戦。
班に分かれ、シカ舎で飼育されているシカの頭数を数えたり、マレットゴルフを体験したりして楽しんだ。
また、広場の植物の観察やセミの鳴き声、風の吹く音を聞きながら、緑あふれる森で、のびのびと体を動かした。
午後は、午前の活動を思い出しながら川柳に挑戦。
自分で作った一句を木製の短冊に書き、森で集めた小枝や松ぼっくりで飾る手作り工作にも挑戦した。
静まり返った瞬間に鳴いていたセミの声が印象的だったという豊殿小5年の酒井汐奈さん(11)は「もりのなか せみの合唱 こえそろう」。
「楽しかったよ」と話す同3年の中山詩菜さん(8)は「なつやすみ わいわいじゅくであそんだよ」など、児童はそれぞれの句で思い出を振り返った。
村田和良運営委員長(84)は「初めて会って一緒に遊んだ友だち、自然を感じて遊んだ思い出などを川柳や工作の形で表した。作品を自宅に持ち帰り、団らんの場で話題にするなど、家族のつながりを深めるきっかけにしてもらえればうれしい」と話していた。

