【上田市下之郷の生島足島神社は25日、

伝統の祇園祭を行った】

 

【女子児童5人による浦安の舞】

 

 

 

 上田市下之郷の生島足島神社は25日、伝統の「祇園祭」を行った。

 

 午前中に神楽殿で保存会による「下之郷三頭獅子」と、地元女子児童による「浦安の舞の奉納」があった。

 神輿は「新型コロナウイルス感染対策」のため、昨年に引き続き中止となった。


 獅子は、五穀豊穣や無病息災を願って行われてきた歴史があり、今年は舞う回数を減らしたが実施した。

保存会(渡辺正博会長)は地元自治会中心に構成し、市指定無形民俗文化財であるこの獅子舞を継承している。

今回の舞方は、青獅子が與川和志さん、男獅子が淵田学さん、女獅子が細山知貴さん。


 浦安の舞は平穏を祈り、毎年地元の小学6年生の女子児童が舞っている。

今年の舞手は、村越紗貴さん、細山侑花さん、荒井夕奈さん、村山楓愛さん、工藤希愛さん。


 同神社の松澤繁樹氏子総代長は「コロナ禍ではあるが、伝統が失われてしまわないようにすることも必要。獅子は五穀豊穣と無病息災を願う舞であり、浦安の舞は子どもの思い出にもなるので、奉納をお願いした」と話した。