【再施工が行われた護岸】
国土交通省北陸地方整備局はこのほど、令和元年の「台風19号」で被災した「東御市本海野地先」における災害復旧工事の際に生じた護岸工の不具合について、6月末で工事が完了したことを発表した。
同整備局では、9日に工事が完成したことを確認する検査を行った結果、適切に工事されていることが確認できたとして、施工した㈱大林組から引き渡しを受けた。
2月8日から再施工を始めた不具合カ所は、現存していた護岸の有効利用を検討する中で、再調査の結果、亀裂が見つかったため護岸を撤去。
新たに護岸を追加する工事を進めていた。
今後は、完成した護岸を県へ引き継ぐ、事務的な手続きが行われる見込み。
千曲川河川事務所と大林組は近く、住民などを対象にした完了の報告会を行う予定だ。