【3日に健康プラザうえだで開いた
フードドライブ】
上田市社会福祉協議会は3日、食料品を必要としている人に届けるため、家庭にある食品を募る「フードドライブ」を上田市のひとまちげんき健康プラザうえだで行った。
多くの人が協力した。
これまで上田明照会が運営主体で行っていたフードドライブを、今回から「上田市社会福祉協議会(社協)」が引き継ぎ、定期開催する。
基本的に毎月第1土曜日、時間は午前10時から11時半、健康プラザうえだで行う。
社協では「生活困窮者」や「こども食堂」などの支援を行っており、食品ロスの減少と食品が必要な人へのスムーズな循環を目指す。
受け入れられる食品は、缶詰、レトルト食品、乾麺、米(精米前でも可)、カップ麺、菓子、飲料水など、保存ができる食品。
配布するなどの都合上、賞味期限までに1カ月以上あるもので、未開封、包装などが破損していないもので、生鮮食品以外。米は前年度産までのもの。
これまでも提供している常連者も多く、この日もたくさんの米や菓子、缶詰、乾麺などが届いた。
受け付けでは賞味期限日などを確認し、食品一つずつに管理上のナンバーを記したシールを張っていた。
パスタや菓子などを届けた青木村の女性は「今回初めて。家族が病気でこれまで食べていたものが食べられなくなり、余っていたことから、必要な人に食べてもらいたい」と話していた。
今回、集められた食品の一部は、学生への食品配布にも活用する予定。
夏期休業中に帰省できない学生、食品支援が必要な学生を対象に7月19日午後1時から5時、上田市ふれあい福祉センターで配布する。
フードドライブ開催日以外でも、社協各地区センター窓口で”随時”受け付けている。
問い合わせ(電話)0268・27・2025