「横田めぐみさんを忘れない」と題した北朝鮮による拉致問題を考える集いが25日午後1時半から、上田市中央公民館で開かれる。
北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父で、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の代表を務めた横田滋さんが昨年6月5日に87歳で亡くなってから1年余が経過。
「多くの人が自分の問題として考え、風化させないことが支援につながるのでは」と同市上田原の元小学校長、久保田賢一さん(70)が企画した。
映画「めぐみへの誓い」予告編やめぐみさんの同級生による合唱の様子を伝えるニュース映像などを視聴し、自由に意見を交換し合う。
事前に久保田さんがめぐみさんの母、早紀江さんに会場に集まった人へのメッセージや率直ないまの気持ちなどを電話で聞き、録音した音声を披露する。
久保田さんは「突然に子どもを奪われた親の気持ちに寄りそい、考え続けることが大切なのでは」と話す。
3時半ころまで。
「新型コロナ感染防止」のため間隔を空けて着席。
先着50人。
参加は無料。
問い合わせ(電話)090・1119・6087(久保田さん)