【贈呈に訪れた田村会長ら】
【製作した民話のCD】
上田市倫理法人会(田村卓也会長)は6月25日、作成した信州の民話CD「信州のむかし話」を上田市教育委員会に50枚贈呈した。
CD「信州のむかし話」には「しんざぶろう伝説」「小泉小太郎」「えんま堂」の3つの民話の朗読が収録されている。
朗読は「劇団佐久サムライ」代表の吉祥美玲恵さん。
吉祥さんは女優、殺陣、ボランティアなど幅広く活動し、倫理法人会とも関わりが深い。
会員への配布など全部で300枚作成した。
贈呈には田村会長、元会長で県の副会長の小林直文さん、製作実務を担当した中澤信敏さんが市教委を訪れた。
田村会長は「倫理法人会では家庭を大事にすることが、事業にもつながることを勉強している。長野県も上田市も毎月第3日曜日を家庭の日にしていることから、倫理法人会との学びも結びつけ、役立ててもらおうと民話のCDを作成した。コロナ禍で家庭の時間が増え、今まで以上に家族とのつながりが見直されている。民話を通して得られる教訓のようなものを家族で感じてもらい、人間力の形成の一助になってほしい」と語った。
CDを受け取った峯村秀則教育長は「立派なCDを贈呈していただきありがとうございました。愛情に満ちた家庭で子どもが育つことは、基本中の基本、家庭こそが大事。事前に聴かせてもらったが、素晴らしい内容。読み聞かせは、情景を思い浮かべる能力が必要で、CDを大事にしたい」と礼を述べた。
民話のCDは市内各小中学校、公民館、図書館に配布する。
CDについて問い合わせ(電話)0268・71・5444