【咲き始めたアジサイを前に

森自治会長(左)と小松委員長】

 

【色鮮やかに咲くガクアジサイ】

 

【可憐な白いアジサイ】

 

 

 

 上田市の東前山の塩田城跡、あじさい広場では、数万株のガクアジサイなどが咲き始めた。

 梅雨の”しっとり”とした空気の中、色鮮やかに映えている。


 前山寺から中禅寺に続く約2㎞の「あじさい小道」は、例年に比べて1週間ほど遅いものの日当たりの良い場所を中心に、淡い青色や薄紫のアジサイが咲き始めている。


 塩田城跡一帯は、平成4年から周辺文化財とともに、同地を観光拠点にしようと計画。

10万株を目指し、アジサイの植栽を進めてきた。

 

  「新型コロナ」の感染拡大で、今年も恒例の「あじさい祭り」は中止となったが、地元の「東前山自治会」=森文正自治会長=は「公園管理委員会」=小松正晴委員長=の委員とボランティアの住民で、遊歩道の草刈りやアジサイの剪定などの手入れを続けている。

 昨年からは車いすでの鑑賞を想定。砂利道の歩道の整備も進めてきた。


 満開は「7月中旬」の予想で、森自治会長は「季節を感じるアジサイをぜひ見に来て」と話している。