【生徒と園児の花植え交流】

 

 

 上田市の第五中学校3年生はこのほど、豊殿保育園の年長と、校内の花壇で「花植え交流」を行った。

 恒例になっている地域の「保育園・幼稚園」との交流事業。


 保中連携活動は「上野が丘公民館」の企画で今年7年目。

 昨年はできなかったので6回目。

 

 作業には地域ボランティアも参加。

 3年生の学年主任、堀内富美教諭は「例年だと職場体験なども行うが、新型コロナの影響で今回のみになりそう。地域ボランティアとも交流してほしい」と語る。


 園児の訪問に生徒は「かわいい」と大喜び。一緒に活動する園児に「こんにちは。お名前は」など声をかけ、園児とうち解けていた。

 

 3学年のクラスごとの花壇で、それぞれ事前に決めた花の配置図を見ながら、マリーコールドやペチュニア、センニチコウの苗を、あらかじめ準備した穴に植えた。


 生徒は、作業で園児との会話を楽しみながら、危険がないように配慮し、優しく植え方を教えた。

園児も交流を楽しみ、生徒にあだ名をつけて喜ぶ姿もあった。


 作業後には園児はそろって「楽しかった」と話していた。

 

 生徒側の代表、緑化委員会の塩川智生委員長は「まとまりが良くて上手にできた。園児がかわいらしくて楽しくできた」と喜んでいた。