【20年の軌跡パネル展】
【上田ロケ映画AWARD2021決選投票の
展示】
【「兄消える」への投票でシールを持つ
女優の土屋さん】
信州上田観光協会は「信州上田フィルムコミッション設立20周年」を記念した「20年の軌跡パネル展」を7月11日までアリオ上田1階で開いている。
19日と20日には「上田ロケ映画AWARD2021」の”決選投票”を展示会場で行い、487票を獲得した「兄消える」が1位になった。
「上田ロケ映画AWARD2021」は、20周年を記念して、思い出やお気に入りの上田ロケ映画を選んでもらうもの。
決選投票の前に、リストアップした20作品と任意の作品をインターネットで通して投票してもらい、上位3作品として「サマーウォーズ」「兄消える」「リスタートはただいまのあとで」が選ばれた。
決選投票は「20年の軌跡パネル展」の一つのコーナーで、3作品を紹介しながら、展示横に設置したボードにシールを張り付ける方式で投票を行った。
「サマーウォーズ」の投票では、クライマックスのシーンで主人公が叫ぶ言葉にあわせて「よろしくお願いします」と言いながら張り付ける女性もいた。
子どもに登場人物と同じ名前をつけたというファンも投票に訪れたという。
「兄消える」の投票では、出演した女優の土屋貴子さんやプロデューサーの新田博邦さんも訪れて投票。
映画上映を盛り上げた「連日満席にする会」の関係者も多く訪れ、当初用意していたボードがいっぱいになって増設した。
19日昼の時点では「サマーウォーズ」の得票が少なかったが、「リスタートはただいまのあとで」を追い抜いて356票で2位に。
「リスタートはただいまのあとで」は269票で3位。
展示は、大正時代から上田で撮影された映画の歴史を紹介する年表や写真、俳優のサイン、映画のポスターなどが並ぶ。
買い物で訪れた多くの人が足を止め、懐かしい写真を見入ったり、思い出を話したりしていた。