【タマネギを収穫】
【清水さんに教わりながらタマネギを束ねる】
上田市古安曽、東塩田小学校の5年生39人は15日、地域で「学校給食用」に栽培されている「タマネギの収穫作業」を体験した。
学校給食に地元の農産物使用を推進する上田地産地消推進会議学校給食部会の「企画給食」の取り組みの一環。児童による農作業体験は初めてで、この日収穫したタマネギは市内小中学校の給食で使用する。
児童は近くの農業、清水宏之助さん(80)が約8000本を栽培する畑で収穫に挑戦。
「右手で葉の根もとを持って左手をタマネギに添え、手前に引いて」などとアドバイスを受けながら作業した。
池田結唯さんは「スポって簡単に抜けた」とうれしそう。
タマネギを乾燥するために束ねて運んだ上田湊月さんは「ずっしりと重い。仕事は相当大変。おいしく食べられるのは農家の人のおかげだと思った」と話していた。
清水さんは20年前から学校給食用のタマネギ栽培に取り組んでおり「きょうは子どもたちと一緒に仕事ができてとても幸せ。安心、安全が絶えず頭にあり、農薬や除草剤をほとんど使わずに作っている」。
5年生は総合的な学習の時間で米やジャガイモ、ナス、トマトなどを栽培している。
宮澤武志教諭(47)は「(農作業を体験することで)塩田の地で育った野菜の匂いや手触り、みんながここにいた風景を記憶に留めてほしい」と期待する。


