【収穫する生徒と児童】

 

【ヘタ取りの作業】

 

 

【加工したジャム】

 

 

【スグリ】

 

 

 上田市手塚のさくら国際高校はこのほど「塩田西小学校3年生児童」と「西塩田保育園年長・年中園児」が来訪し、生徒と交流しながら畑で「スグリ(グーズベリー)」を収穫、ヘタ取りの作業を行った。
 同校では塩田地域で親しまれてきたスグリをジャムに加工し、文化祭で販売。

 児童と園児と交流しながらの収穫は恒例行事になっている。


 小3児童約40人と交流したのは2年生の生徒。

 

 児童の中には「久しぶりに体育館に入った」と、保育園の時の交流を思い出す子もいた。

 

 森大和校長が「よく来てくれました」と歓迎しながら、スグリの種類や童話「白雪姫」にも登場することなどを紹介。

収穫したスグリをジャムにすることや、この日に収穫したスグリは後日、ジャムにして届けることを伝えた。

 

 生徒代表から「コロナ禍で大変ですが、会えて嬉しい。分からないことがあったら遠慮なく声をかけて」と語った。


 作業は、事前に収穫したスグリの実についているジャムには不要な部分をきれいに取り除くことから始め、生徒が児童に教えながら作業を進めた。生徒と児童は作業をしながら、さまざまな話しをして交流を深めた。


 スグリの収穫は校舎近くの畑で行い、トゲのあるスグリの枝を生徒が持ち上げながら、児童が収穫しやすいようにサポートする姿もあった。

慣れてくると児童は次々にスグリを収穫し「大量ゲット」と喜ぶ子も。なかにはそのまま試食して「すっぱい」とはしゃく子もいた。


 同校では加工したジャムを取り扱う店舗等を募集している。

 1瓶500円。