【房切りを体験する児童】

 

 

 東御市の「滋野小学校」=吉澤基校長=の3年生児童、34人は9日、中屋敷ぶどう団地で「巨峰」の栽培を体験する学習を行った。


 「JA信州うえだ」と「農家」が協力する食育の取り組み。

同小3年生は地域の特産品や農家の仕事への理解を深めようと、毎年地元の圃場を借りて学習している。

今年は、昨年に続き、種あり巨峰を栽培する有賀賢一さん(44)の協力で、約0・6アールの、ほ場で行った。


 児童は「花穂(かすい)」の先端約6㎝を残して、はさみで切る「房切り」を体験。

2人1組で、高さ160㎝ほどのブドウ棚に背伸びをしたり、踏み台を用いたりしながら楽しそうに作業していた。

 

 有賀さんよると「房切り」をすることで、残された粒に養分が行き渡り、大きくおいしい巨峰に仕上がるという。


 同小は今後、形のよい房を作るための「摘粒(てきりゅう)」や、房への袋掛けを行い、9月上旬の収穫まで体験学習を続ける。


 今年の巨峰は、春先に低温に見舞われたものの生育は順調で「ほぼ昨年並み」という。