【会長就任であいさつする中嶋さん(右)】

 

 上田市はこのほど、「上田市地方創生推進協議会」の初会合を上田市役所で開いた。

 委員委嘱や「上田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の実績の報告を行い、事業評価に対して多くの意見が出た。


 「地方創生推進協議会」は、従来の「上田市総合戦略推進協議会」の名称を改めた協議会。

国の施策で、人口減少を抑制し、地域社会の維持・活性化の施策を行うための「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、数値目標などを設定して上田市の総合戦略を展開している。

しかし、事業の推進のため、専門的な視点から地方創生推進交付金による事業の検証や評価を、総合戦略推進協議会が担ってきた。

 

 総合戦略は、今年度から市の最上位計画に位置づけられる「総合計画(第二次上田市総合計画 後期まちづくり計画)」と一体化。

第2期上田市まち・ひと・しごと創生総合戦略がスタートしたことで、検証・評価を担う協議会名を変更した。


 委員は任期2年、公募を含めて13人が土屋陽一市長から委嘱を受けた。

 

 会長に、信州大学特任教授で上田女子短期大学理事・地域活性学会会長の中嶋聞多さん。

 会長職務代理に㈱上田ケーブルビジョン社長の母袋卓郎さんを選出した。

 

 中嶋会長は就任で「地方創生の最大の課題は人材育成だと思う。長く信州大学にいたが、ほとんどが県外に就職してしまう中で、県内で地方創生を担う人材をどう育てるかが大きな問題。短期大学は地域からの学生をお預かりし、地域で働き、地域を担う人材になると信じている。皆さんと地方創生を考えたい」とあいさつ。


 今回は、第1期の平成27年度から令和2年度の実績について市側が説明を行った。

委員から活発な意見があった。

 

 「新型コロナ」の影響が反映されていない数値目標のため、考慮したものに見直しが必要だとする意見、評価に関係した数値などについて関係部局との横断的な情報交換が必要とする意見などがあった。

 また、手元の資料だけでは評価の根拠が不明確なため、もっと詳しく聞く必要性が指摘された。

 

◆委員は次の通り(敬称略)。
 甘利善一、加藤松子、熊井健二、城下敦子、竹内光一、中嶋聞多、藤川まゆみ、間藤まりの、丸山幸雄、宮島博仁、母袋卓郎、依田徳子、渡邉克彦