【ブドウ農場で行った芽かき作業】
【稲倉の棚田見学】
「上田東ロータリークラブ」と「上田ローターアクトクラブ」はこのほど、学生らを招いた「ワイン用ブドウの作業体験」を上田市真田地域の農場で行った。
注目が高まる上田のワインやブドウ畑について、若者と共に学び、その仕事を体験する取り組み。
「地場産業」を盛り上げようと、上田東RCの「青少年奉仕委員会」=工藤恒委員長=などが中心となり企画した。
参加者は、両会の会員や家族、長野大学と上田女子短期大学の学生10人余、大学と短大の職員ら。
指導と作業体験の会場提供は、同市のブドウ農家でワイショップ経営の長谷川真次さん。
体験した作業は、ワイン用ブドウシャルドネやリースリングの「芽かき」。
良いブドウを作るために重要な作業という説明があり、参加者は長谷川さんらに確認しながら慎重に手を動かしていた。
体験後は同市殿城の「信州上田クラインガルテン眺望の郷岩清水」に移動。
長谷川さんの話を聞き、ワインやぶどうジュースを試飲しながら「地元レストランの弁当」を味わった。
昼食後は「稲倉の棚田」を見学した。
参加した上田女子短大2年の宇羽野陽さん(佐久市)は「マーケティングの授業で参加を勧められ、興味もあった。作業は難しいと思ったが勉強になり、真田や殿城の景色も楽しめた」と話していた。