上田市は5月31日「新型コロナウイルスワクチンの接種」で、65歳以上の約4万9000人に対して、7月末までに約9割が接種できる見通しを発表。

接種を希望しない人やできない人を除き、希望者のほぼ全員の接種が完了する見込みだ。

 

 これまで市による接種予約(個別医療機関などは別)で、4月21日から5月30日までに予約した人は2万2500人、全体の45・9%。

接種は、5月10日から30日までに、医療機関も含めて1回目を終えた人は1万2400人。

1回目の接種時に2回目の接種予約も行うことから、今週から2回目の接種が始まる。


 これまでの経過と予約見通しで、7月11日までに1回目の接種を終える人は4万3500人、全体の88・8%の予定で、7月5日から11日に接種した人は7月最終週に2回目を接種することになる。


 接種予約で電話などがつながらない問題点もあり、85歳以上に限定した電話予約を行い、3日間で570人が利用した。

今後もインターネットで予約できない人のための予約の機会を近く検討している。市内90の高齢者施設での接種はこれから。