【表彰状の伝達を受けた受賞者ら】

 

 

 

 

 「長野県安全運転管理者協会」と「長野県警察本部」は、交通安全活動への貢献で優良事業所、優良安全運転管理者、優良ヤングドライバークラブなどの表彰を行った。

上田警察署管内の受賞者に対して21日に波多腰功署長が「表彰状」を伝達した。

 

◆表彰を受けたのは

 ▽優良事業所 上田冷蔵㈱、東御市役所

 ▽優良安全運転管理者 竹花工業㈱田中支店 宮坂富三伸さん、㈱真田自動車学校 六川裕幸さん、信越電線㈱ 髙寺修一さん

 ▽優良ヤングドライバークラブ ㈱堀内電機製作所上田事業所ヤングドライバークラブ

 ▽ヤングドライバークラブ優良指導者 両角遥夏さん(県連合会協議会長、上小連合会長、上田日本無線㈱)―の7団体・個人。


 伝達式に団体からは、上田冷蔵が桑原茂実社長、東御市役所は総務課の井上祐一課長、堀内電機製作所はクラブの会長、小林佳奈さんが出席し、個人では髙寺さんが欠席。

 

 伝達を行った波多腰署長は「地域の模範となって取り組むことが交通事故の減少につながっている。これからも交通事故ゼロに向けて取り組みをしてほしい」と語った。


 上田冷蔵では、交通安全運動などの啓発物を提示するなど日常的に心がけ、業務で訪れる長距離トラックの運転手から学ぶことが多く、長い間無事故を続けている。


 東御市役所では、市民の模範となるよう交通安全に取り組み、若い職員のヤングドライバークラブ活動や交通指導所、交通安全の日などの活動に力を入れている。


 宮坂さんの管理者歴は10年、社風として交通安全に力を入れており、無事故無違反の表彰制度を設け、除雪を含め工事現場では相当注意している。


 六川さんの管理者歴は10年余、自動車学校としての役割だけでなく、地域の交通安全で小学生への自転車指導などを行っている。


 堀内電機製作所上田事業所ヤングドライバークラブは33人、シートベルトの点検、安全運転の標語入りティッシュやキッチンクロスの配布による呼びかけ、毎月の車両点検、安全運転の適正検査などを行っている。


 両角さんは県の会長2年目。

 「若者から交通安全を発信することが大事。コロナ禍で人との距離を保つように言われているが、心の距離まで広がらないよう、他のドライバーや歩行者を思いやる、1人ひとりが誰かの大切な人だという気持ちを持ちたい」と語った。