【愛称に合わせたのぼり旗の披露】

 

 

【感謝状を受ける森さん】

 

 

 

【宮下会長】

 

 

 「上田市少年補導委員会」=宮下幸良会長、178人=はこのほど、会の愛称を「うえだオレンジベスト見守り隊」にした。 

 また、上田市サントミューゼで開いた総会前に「のぼり旗」を披露した。

 

 愛称は、「補導」という言葉が活動の実態と違ってきていることで、全国的にも「育成」「指導」に変えている状況から、時間がかかる名称変更よりも愛称を設定することになった。

 

 愛称には、オレンジから連想できる”太陽の光””暗闇のろうそくの光”から、子どもたちを「いつもあたたかく見守り、子どもたちの生きる力を信じている」という願いを込めた。

のぼり旗は、オレンジのベストを着たかわいらしいフクロウをアレンジした。

今後の活動で活用する。


 総会では市教育委員会の峯村秀則教育長が補導委員の委嘱として「地域における青少年の非行防止のための街頭補導活動や、健やかな成長のための環境浄化活動などに尽力いただき、感謝したい。地域で青少年を見守る機運を醸成する地域のリーダーとして皆さんの役割が重要」とあいさつ。

任期は2年間。


 3月で退任した委員18人に感謝状を贈呈。

 代表して17年活躍した森俊光さん(田町)が壇上で受け取り「最初は何も分からず活動し、先輩に教えてもらいながら、なかなか子どもに声をかけるのが難しかった。子どもたちが皆さんに見守られて成長したことが分かった。知恩報恩で活動した」と謝辞を述べた。


 先月の理事会で会長に再任された宮下会長は「3期目の会長、補導委員は28年していてベテランと思われるかもしれないが、毎年毎年難しいと思って活動している。地域の子どもにどのように声をかけるか、皆さんと知恵を出していきたい」と語った。

 

 副会長は佐藤久二夫さん(西塩田)、武田正義さん(西部A)、二村智さん(塩田中学校)。