【災害時の支援協力に関する協定調印式】
東御市加沢の「カクイチ建材工業㈱」=田中離有代表取締役、宮沢義人取締役社長=はこのほど、東御市と「災害時の支援協力に関する協定」を締結した。
同市の災害に関する協定は今回で45件目。
協定は、自然災害等の有事の際、市の要請に応じて、同社の研修棟一階レストラン(100人収容)を一時休憩所として利用。
また、第一工場屋根に設置した「軽量PVパネルの太陽光発電設備」を電源供給所として、夜間を含めた携帯電話の充電等に使用することを約束するもの。
市の防災計画による指定避難所とは異なるため、一時休憩所の市職員の配置はない。
期間は5月12日から1年間で、その後は毎年更新制。
市役所で行われた調印式で田中代表取締役は「普段は工場の自家発電用として使っている。工場が動かない時は災害時などに地域で使っていただきたい。皆が安心して暮らせるよう自治体と一企業、一個人が協力する関係ができればいい」と話した。