【来局した人のウェブ予約を代行する
イイジマ薬局】
「上田薬剤師会」=飯島康典会長=では、10日から「新型コロナワクチン接種」の”ウェブ予約の無料代行”を開始。協力する59の会員薬局で取り組んでいく。
中央北のイイジマ薬局(飯島裕也開設者)では、受け付け開始日の当日からウェブ予約の代行を始め、現在までに100人以上の予約を代行してきた。
同薬局では、予約を希望して来局した人に、接種券と希望会場、日時を確認。一緒にパソコン上の画面を見ながらウェブ予約を手伝う。
接種会場や日時が希望通りに予約できない場合に備えて、できるだけ来局を促していて、1人にかかる時間は5分程度。
ウェブのシステムでは、予約完了時、通知メールが届く仕組みとなっているため、メールアドレスがない高齢者には、予約時に薬局の代表アドレスを登録。受診したメールを印刷し、控えとして渡すサポートも行う。
予約ができた人からは「皆さん、すごく喜んでくれる」と飯島薬剤師。同薬局では、独居で自宅を動けない人の予約の相談にも応じる。
有料で予約代行を請け負う業者がニュース等で取りだたされる中、「地域に根差した医療機関が担うことで安心し、信頼してもらえることが大きい」と必要性を実感。
予約のピークは、あと数週間とみているが「予診票の疾患や併用薬欄の記入方法の相談にも応じている。かかりつけ薬局に相談してほしい」と話す。
上田市では、先月20日から「85歳以上」、26日から「75歳から84歳」、今月10日から「65歳から74歳」に接種券を発送。
先月21日から電話とウェブで予約受付を開始した。
市のウェブ予約は、毎週、月曜日の午前9時頃から、新たな予約枠で受け付けるシステム。
電話をかけた人からは、コールセンターへの電話が集中してしまうことから「なかなかつながらない」と、予約を諦めてしまう人もいるという。
また、月曜日の時点で予約が埋まってしまっても、ウェブ上で確認できないため、火曜日以降も毎日電話を、かけ続ける人も多く、特に高齢者は、娘や息子の世代もウェブに慣れていない場合もあり「頼む人がいない、困り果てている」といった声も聞くという。
