【依田さんの遺作「牧場」(左)などを展示した油彩画展】
洋画愛好者グループ「みち絵会」=菊池三冶子会長・10人=と、「かな絵会」=有泉滋会長・11人=は16日まで「第12回 油彩画展」を上田市天神3、サントミューゼの多目的ルームと市民アトリエ・ギャラリーで開いている。
両会を指導した同市緑が丘の画家、依田美知枝さんが昨年2月に急逝。
会員は依田さんの存在を身近に感じながら月1回の例会や写生会などで制作に取り組んでいるという。
風景や静物、裸婦など80点余を一堂に展示。依田さんの遺作「牧場」「花」なども展示した。
群馬県の嬬恋村で描いた「愛妻の丘より」などを発表した同市緑が丘の菊池会長(80)は「描いている時は無になれる。雑念も湧かず時間も忘れます」。
同市上田原の有泉会長(78)は「思ったように色を出せた時は達成感がある。先生の思いを継ぎ、絵が好きな仲間たちと活動を続けていきたい」と話していた。
入場無料。
展示時間は午前9時から午後5時(最終日午後4時)。