【2㎞コースでスタートを切る参加者】

 

 

 

 

  青木村公民館(宮下剛男館長)は11日、「義民の里を走ろう」マラソン大会を開いた。

 村総合運動公園を拠点に2㎞と4㎞のコース。

 桜満開の青空の下、小学生から70代までの村民約50人が参加し、地区内を駆け抜けた。


 14回目、2年ぶりの開催となった本大会で宮下館長(57)は「コロナ禍で中止ありきではなく、必要な対策をとって開催。地域の皆さんの健康づくりに生かしてもらいたい」と話した。


 参加者で最高齢の島形建夫さん(76)は4㎞に出場し「今回初めて。もっと若い人にたくさん参加してもらいたい。できない理由を探すのではなく、なんでも挑戦する意欲をもってほしい」。

また、島形さんは「青木令和の義民ドロプロジェクト」を20人ほどで立ち上げたといい「宝暦のような義民が現代にもいるんだと、どろくさい活動をやっていきたい。歴史の偉人、先達の威光にすがるのではなく、心意気こそ学びたい」と話していた。


 小学生男子の部で優勝した池田夏輝君(6年)は「優勝できてうれしい。坂があって思ったよりきつかった」と息を切らしていた。


 ★上位結果は次の通り(敬称略)。
 【2㎞】

  ▽小学生男子

   ①池田夏輝(6年)

   ②坂井優海(同)

   ③平林龍之介(同)

  ▽小学生女子

   ①松澤陽葵(6年)

   ②坂尻そよか(5年)

   ③宮澤幸恵(3年)

  ▽一般男子

   ①早川夢貴(高1)

   ②岩下裕輝(中3)

   ③多田庚平(中1)

  ▽一般女子

   ①高野麻里

   ②坂尻由美

   ③坂井幸子


 【4㎞】

  ▽一般男子

   ①柄澤紘人(中1)

   ②島形建夫

   ③木口結太(高1)

  ▽女子

   ①山際杷奈(中1)

   ②土屋愛華(小6)

   ③中山丹鼓(小5)