【河川敷から大型の
タイヤを引き上げる参加者】
上田市民ら有志はこのほど、千曲川河川敷を清掃する「清流千曲川洗濯大作戦」を上田養護学校南側の河川敷約1㎞の範囲で行った。
この取り組みは、一昨年の台風の影響などのごみが散乱している千曲川河川敷で、ごみ拾いなどを実施する清掃活動。
美しい自然を回復させ、千曲川をきれいにするため、地域住民に協力を募った。
昨年は「新型コロナウイルス感染拡大」で開催が延期になるなどの影響が出たが、少人数での実施を含めると各地で10回以上開催してきた。
大規模な清掃は今回が2回目で「神川まちづくり委員会」「神川自治連合会」「神川ソフトボールリーグ」などから160人以上が参加。
活動はこれで一区切りとなった。
台風からは時間が経ったが、河川敷には依然としてごみが残る。
同校南側の河川敷にも、木や草に巻き付いてしまったビニール、埋まってしまったプラスチック片や金属片、自転車やタイヤなど、大量のごみが散らばっていた。
清掃活動によりビニールごみ6トン、大型プラスチック1トン、金属不燃物3トンといった「大量のごみ」が回収された。
参加者は「これが海に流れてしまったら大変」「石の下や草木の間にまだまだごみがあり、清掃の必要性を感じた」などと話していた。