【発明・アイデア作品展】

 

【「移動型手洗い&消毒システム」】

 

【ビニール手袋の中に絶対水が入らないマン】

 

 

  上田創造館では、28日まで「発明・アイデア作品展」を開いている。

 上田地域の児童生徒や一般を対象にした「公募作品」と、同館開催の「発明チャレンジワークショップ」の作品、計86点を展示している。

 

 展示は児童・生徒の部21点、一般の部27点、発明チャレンジワークショップの部38点。

 今年は在宅時間を利用して制作した公募作品も多数寄せられた。


 最優秀賞には、児童生徒の部で帽子の底に皿状の硬いヘルメットを入れ、収納もできる「忘れ物&きけん防止(ヘルメットになる)」の宮崎涼聖君、一般の部で「移動型手洗い&消毒システム」の荻原静夫さん、チャレンジワークショップの部で「ビニール手袋の中に絶対水が入らないマン」の原遥大君が受賞した。


 原君の作品は、ビニール袋を簡易型のビニール手袋に応用するもの。手首にフックのついた輪ゴムを巻いて、手が濡れないように工夫した。フックは干す時にも便利だという。


 5年生の子どもの作品が優秀賞に選ばれたという母親は、観覧に訪れ「モノづくりが好きで、もう次は何を作ろうか考えている。よく頑張った」と話していた。


 「発明チャレンジワークショップ」は今年度で5回目。

「コロナ禍」で5、6月は自宅での自習活動、7月から今年1月までは同館で月1回開催した。

身近な素材や道具を利用して、アイデアいっぱいの作品を作る体験学習として人気がある。