【田中橋 手前道路陥没 台風19号被害(2019年10月)】

 

 

 東御市議会は、19日から始まる3月定例会に、歳入と歳出を4億5600万円減額し、前年度比マイナス2・9%となる総額151億7800万円の令和3年度一般会計当初予算案を提出する。


 先月27日に専決処分した「新型コロナウイルス感染症」で影響があった飲食事業者への応援補助金および、ワクチン接種体制確保事業費など、歳入歳出を2億5400万円追加する一般会計補正予算案。

市が新たに建設を予定している湯の丸高原宿泊施設整備と御牧苑改修事業費などで4億6380万円を増額する一般会計補正予算案など、46議案を提出する。


 花岡利夫市長は、今年度の重点施策について「市長選での公約の大きな柱」として一つ目に、19号台風災害からの復旧復興を掲げた。

 

 ◆また、このほかの施策として

 ▽新型コロナウイルスのワクチン接種

 ▽湯の丸高原の高トレ施設におけるナショナルトレーニングセンター認定

 ▽アフターコロナの観光を見据えたワインツーリズムの推進

 ▽18歳までの医療費無料化と和児童館建設など子育てしやすいまちづくり

  ▽安心安全な拠点としての病院、に関連する事業を挙げた。

 

 ◆当初予算の歳出で、金額の多いものから順に

 【民生費】

 46億2228万円、和児童館建設事業、障がい者自立支援介護給付費、医療給付金など

 【総務費】

 22億6366万円、湯の丸高原屋内運動施設事業特別会計繰り出し金、文化会館指定管理委託料など

 【土木費】

 14億3667万円、下水道事業会計繰り出し金、県東深井線道路整備事業、小規模土木事業

 【衛生費】

 11億4104万円、クリーンセンター負担金、川西保健衛生施設組合負担金など

 【災害復旧費】

 9億5479万円、農業施設災害復旧費(補助)、公共土木施設災害復旧費(補助)

 【教育費】

 8億1879万円

 【商工費】

 7億4835万円、中小企業振興事業費、商工業振興助成事業費、交通システム運行補助事業費など

 【消防費】

 5億8212万円

 【農林水産業費】

 5億6121万円等、となっている。

 

 3月定例会は19日から39日間。

 

 ◆主な日程は

 ▽19日開会、議案説明

 ▽3月5、8、10日、一般質問

 ▽11日、総括質疑

 ▽25日、予算決算特別委員会

 ▽29日、閉会