【正副会長会で若林会長の隣に着席した次郎氏(奥左)】

 

 羽田雄一郎氏の死去に伴う参議院長野県補欠選挙(欠員1)で、雄一郎氏の弟、羽田次郎氏(51)が7日、上田市の事務所で開いた千曲会の正副会長会で初めてあいさつし、推薦を受諾した。

 立候補表明は立憲民主党の公認決定後に行う予定。


 千曲会では羽田次郎氏の擁立を決め、公認候補を立憲民主党県連に要請。

千曲会関係者によると、党側では他県の補選と合わせて候補者を発表したい意向があり、正式発表にはもう少し時間がかかる見通し。


 会議は非公開だが、終了後に若林邦彦会長は「説得力、愛情のある期待以上のあいさつをしてくれた」と評価。

次郎氏のあいさつの内容として、兄の後任に相応しいかわからないが、兄の政治への思い、使命感は継承するという話しがあり、千曲会による推薦を真摯に受ける―ものだったとした。

 

 千曲会では来週末から補選に向けた体制づくりを行う。

次郎氏は「推薦をいただいたことにお礼を申し上げ、気持ちを伝えた」と語った。