【小原さんと土屋市長】

 

 

 上田市の第三中学校1年生、小原理子さん(13)は、競技エアロビックの地区大会での活躍から第16回JOCジュニアオリンピックカップ・全国エアロビック選手権大会に出場する。このほど上田市役所を訪れ、土屋陽一市長に報告した。


 小原さんは、母でコーチの小原洋子さん(ブルーマリンスポーツクラブ)の指導で、幼少から親しみ、これまでも小学生時に全国大会で優勝。

 

 練習はブルーマリンスポーツクラブや地元の西部公民館などで行っている。新型コロナの影響で練習が思い通りにできない時は、上田城跡公園を走って、芝生でアクロバット的な技を磨いたという。

 

 今回のJOC全国大会出場は、先月12月の富山オープンで「ユース1(11歳から13歳)女子シングル」で4位になり、上位2人がすでにJOC出場権利を獲得していたため、繰り上げで出場権を獲得した。

 3人で行う「ユース1トリオ」では3位でJOC出場権を獲得。

 その後の神奈川オープンでは、女子シングルで出場順1番目ながら優勝。

 トリオでも優勝した。

 

 市役所を訪れた小原さんは「シングル競技を始めた11歳のときから憧れていた大会で、昨年は大変な年でしたが出場できてとてもうれしい。目標は3位以内に入りたい」と話す。洋子さんは「いままでフライト競技で優勝していたが、今回はシングル競技で、フィギュアスケートをスケートではなく靴を履いて行うような競技。初めてジュニアオリンピックカップに出場できた。皆さんに応援して頂いたおかげ」。

 

 土屋市長は小原さんの身長が伸びたのに驚きながら「出場おめでとう。練習も大変だったと思う」と記念品を贈った。

 

 大会はコロナ禍により動画審査で、動画はすでに送信済み。審査は24日の予定だったが、今回の事態から3月に延期となった。

 

 小原さんは現在、ユース2(14歳から16歳)のカテゴリーの競技に向けて、練習に取り組んでいる。