【勢いよく上がる炎】
【まゆ玉を焼く親子】
上田市の「材木町自治会」=村田廣自治会長、386戸)=9日、市立東小学校校庭グラウンドで恒例のどんど焼きを行った。
同自治会の分館行事の一つ。
コロナ禍の中、1年の無病息災を祈ろうと、家族連れら70人以上が集まった。
前日から準備したやぐらは3m四方の大きさ。
どんど焼き責任者の荒井泰雄さん(89)が山から伐り出した青竹で囲み、正月に飾った門松、しめ縄、だるまなどで組まれた。木材業を営んでいた住民の協力で製材も持ち込まれた。
午前10時に点火。だるまや青竹がパーンパーンと威勢よくはぜ、炎は瞬く間に5m以上燃え上がった。
同地区では、かつては地区公会堂の庭で行っていたが、1999年ごろから次第に規模を拡大。同校グラウンドで行うようになった。
住宅密集地ながら、市内東部の自治会では「有数の規模」という。
今年は、お汁粉や豚汁のふるまいは中止としたが「縁起物の飾り物を粗末にできない」と考え開催を決めた。
だるまを持って参加した80代女性は「コロナでできないと思っていたけれど、係の人が一生懸命準備してくれた。できて良かった」と喜んでいた。
炎がおさまった後、大勢の親子連れが灰で体を温めながら、持参した色とりどりのまゆ玉を焼いた。
小学生を連れた30代の母親は「まゆ玉を子どもと一緒に食べて、今年1年の健康を祈りたい」などと話していた。


