【優勝したFC青木SPIRITS A】
【スペシャルゲストと準優勝のSC軽井沢クラブ。後列の右端が池田選手、左端が塩沢さん】
【スペシャルゲストチームと対戦するFCリガーレ上田】
軽井沢アタカンテフットサルクラブは、このほど「EVOLE CUPジュニアフットサル大会U―12(小学6年以下)」を軽井沢町の軽井沢風越公園総合体育館で開催した。
県内から6チームが参加し、試合やスペシャルゲストとのエキシビジョンマッチ、じゃんけん大会など楽しんだ。
試合は、全チーム総当たりのリーグ戦で前後半7分、ハーフタイム1分の計15分で行った。フットサル特有の早い展開で、攻守がめまぐるしく入れ替わり、体をねじ込んでボールを奪ったり、フェイントを織り交ぜた細かいタッチで相手を抜いたり、パスの連携からゴール前のフィニッシュが決まるとガッツポーズを見せて仲間と喜び合っていた。
優勝はFC青木SPIRITS A、準優勝はSC軽井沢クラブ。
優勝したFC青木SPIRITS Aキャプテンの井古田翔愛君(6年)は「コロナで学校が休みになり練習ができなかったので久々だったけど優勝できてうれしい。勝因は突撃の攻撃を徹底してやったのが良かった。将来はプロサッカー選手になりたい」と話していた。
スペシャルゲストとして、J2リーグ愛媛FCの池田樹雷人選手(24)、今季でプロサッカー選手を引退した上田市の塩沢勝吾さん(38)や北信越リーグ1部のアルティスタ浅間の選手らが訪れ、各少年チームと交流戦を行った。
プロサッカー選手らは、華麗なパスワークやボールさばきを見せ、ダイナミックにプレー。少年チームも臆することなく果敢にチャレンジして点を奪うなど会場を沸かせていた。
塩沢さんは「コロナの影響もあって、子どもたちと一緒にボールを蹴るのは久しぶりで楽しかった。こういう機会をつくって盛り上げていけると良い。地域の指導者たちにはぜひ、子どもたちのやる気を引き出してほしい」と話した。
軽井沢アタカンテフットサルクラブ監督コーチの横井秀就さん(35)は「コロナの影響で子どもたちの大会が少なかったので、出場機会をつくりたいと思い開催した。フットサルの魅力はボールに多く触れられること。大人の選手たちと一緒にプレーして体感することで、刺激になったらうれしい」と話していた。
★このほかの結果は次の通り。
▽3位・FCリガーレ上田
▽4位・戸狩飯山FC
▽5位・FC青木SPIRITS B
▽6位・浅間FC