去る12月9日、出場機会の少ない選手の移籍活性化を目的とした「現役ドラフト」が非公開&オンライン会議にて実施された。


東京読売ジャイアンツは楽天のオコエ瑠偉外野手(25)を指名。

帝京高校で打撃や俊足に注目され華々しくプロ入りしたオコエだったが、

その後は実績を挙げられておらず、今季も僅か6試合に出場したのみ。

今のままでは、かなり厚いジャイアンツの外野レギュラーの壁は突破出来そうにない。


先日、戦力外になったエミスター・ウレーニャ外野手が育成選手契約での東北楽天ゴールデンイーグルスへの入団が決まったので、

オコエ⇔ウレーニャのトレードが成立した様なものだと言っても過言では無い様な気が。


一方、ジャイアンツからは中継ぎの戸根千明投手(30)が現役ドラフト指名対象となり、結果、広島カープに移籍する事になりました。

しかし、こちらも丸外野手のFA移籍の人的補償でカープに移籍していた長野久義外野手の巨人への復帰が決まった為、

長野外野手と戸根投手のトレードが成立したのと大して変わらない。


MLBパイレーツのビーディ投手ら、新たな助っ人投手の補強を進めてはいるものの、ビエイラやデラロサらがごっそりと退団して、

中継ぎや抑えが手薄になってしまった感が否めない状況で、1時期1軍で奮闘を続けていた戸根を獲られたのは痛手です。


有力選手のプロテクトは出来ないのか、このドラフト?

もう一回見直しを求めたいですね、そこんところについては。