3月11日の大震災から半年以上が過ぎて、震災復興のための増税が議論されています。この未曽有の災害復興のためには国民一人一人が痛みを分かち合い、助け合うのは当然で、ある程度の増税はやむを得ないと考えます。しかし、増税の前にあらゆる無駄の削減が必要で、公務員の人件費削減や無駄な箱もの建設の中止などが必要です。
そして、わたしが以前から納得がいかないのが、宗教法人に対する非課税です。宗教法人には税金優遇措置が手厚くされていて、たとえば相続税や固定資産税などはほとんどとられません。宗教法人が経営する学校や幼稚園、保育園の入園料なども非課税です。日本中の宗教法人が、一般の会社なみの税金を払えば、それだけで莫大な税収増になります。一般の会社や医療法人などが多くの税金を苦労して払っているのに、宗教法人だけが非課税なのはあまりにも不公平です。なぜ、消費税増税を議論する前に宗教法人への課税を議論しないのでしょうか?なぜ、与党も野党もなにも言わないのでしょうか?そしてなぜマスコミもこの問題を取り上げないのでしょうか?宗教とはそもそも人を救うために存在しているはずであり、神様や仏様だっておかしいと思ってるはずです。
ちなみに医療法人理事長の私は毎年収入の半分以上の税金を納めています。