昨年10/8、祖母が肺がんの為94歳で他界しました。
あれから1年、10/8の命日は平日にあたるので本日10/4(日)日にちをずらして叔母の家で1周忌がしめやかに行われました。
母方の祖母で、娘3人、末っ子の母の長男として生まれた私は当時、祖母にとって初孫でとても可愛がってくれました。小学校2年生の時、祖父が他界し、祖母が淋しいだろうと1年間祖母の家に住んでた記憶が今でも鮮明に覚えています。
昨年の葬儀の時、和尚さんが祖母の事をこう言ってました「人の悪口を言わず誰にでも優しくて心暖かくいつも笑顔で、困っている人がいたら手をさしのべてくれる」そんな人でしたと。
今日の1周忌、3人の娘の長男3人(孫)が、東京・福岡・長崎から集まりました。御経を読んで頂いた後、和尚様はこう説法してくれました。「真宗では仏様を供養するのではなく、仏様を讃歎(さんだん)[仏様の徳を褒め称える]のだと。
確かに祖母の優しくて心暖かい人徳が、3人の娘と長男の孫達が集まったのだと思います。
以前ある人が、徳には陽徳と陰徳の2種類あり、陽徳は自分の代だけ、陰徳は孫の代まで続くと。まさに今私達が幸せに生きているのは祖母のお陰です。
祖母の人徳を、今度は我々が孫達が幸せに生きていくために引き継いでいかなければならないと気付かせて頂きました。