【開店編】⑵出店に必要な費用を試算する《厨房設備工事費》① | IDEA道場

【開店編】⑵出店に必要な費用を試算する《厨房設備工事費》①

今日は、【開店編】⑵出店に必要な費用を試算する《厨房設備工事費》です。


厨房設備工事とは、ガスレンジ、オーブン、シンク、フライヤー、食器棚などの
調理場で使用する機器類の工事を差します。

居抜き物件で、これらの設備が希望通り揃っている場合は別として、
ここでは、新たに厨房設備を揃える際のポイントをアドバイスします。

〈概算の費用〉
 新品で基本的な厨房設備を揃えた場合、業種業態によってことなりますが、
 機器類の購入+工事費(厨房設計料、搬入・設置・機器調整費)で、最低300万円~。
 中古機器を購入の場合は、最低250万円~で揃える事ができるでしょう。

厨房設備工事費は、中古で揃えると安く抑えられるのでは?と考えがちですが、
中古は、保証が無い場合があり、購入時点からの耐用年数がわからないものも多く故障リスクが高いこと、

また、購入する際に中古ショップにあるものから選ぶため、厨房内にきっちり収まらないケースもあり、
機器類の奥行きが揃わず、作業中、飛び出た角に腰をぶつけるというように(これは相当イタイです。。)
スムーズな作業動線を妨げてしまう等の問題もあります。

新品で購入した場合、若干中古よりも初期投資が高くなる代わりに、通常、保証が1年付きますし、
メンテナンス費用も比較的少なく、耐用年数も大事に使えば7年~10年は使えますので、
長期的に見ると、新品を購入する方がコストパフォーマンスが良いという結果となる場合が多いです。

また、厨房にきっちりと納まり、使い勝手やスムーズな作業動線を配慮した機器を揃えれば、
安全で、かつ、調理の効率化などメリットも大きいです。


次回につづきます。

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