おはようございます♪
奥山リエ子です。
みなさんは、人を恨んだこと、ありますか?
恨む・・・ってちょっとドロドロした暗い深いイメージが私にはありました。
最初自分の中で認めたくない感情でもあったと思います。
でも、結構「恨み」っていう感情は誰の中にも起こりやすいものだと思います。
例えば、同じ人相手に何度も同じ嫌な気持ちになっている場合。
あのときもこうだった!
あの時こうされたせいで!
長く引きずっているこういう気持ちは、恨みの感情が伴っています。
恨む感情って自分も辛いし、早くこれから解放されたい。
人を恨み続ける自分でいたくない。
でも、恨みの感情が浄化できないということは、
まだまだ恨み続けていたい。許したくない。
そんな気持ちが潜在的にあることが多いのではないかと思います。
私にとっての一つの出来事は、中学校の頃のこと、
ずっと心の奥底にその悲しみを抱えていました。
クラスの数人を許せずにいました。
つまり、恨んでいました。
本当に辛い日々だったし、これがキッカケで
その後かなり人間不信がひどくなりました。
なかなかこの恨みは浄化できずにいたのですが、
ある日私は大失敗をしてしまい、相手の方に大変申し訳ないと
心から反省していました。
謝れば自分の気持ちはすっきりしたと思うのですが、
それをしたところで相手のためには全然ならないし、
それを謝罪するわけにはいかない状況がありました。
そのときに、
例え相手が「悪かったな」と思って反省していても、それを全て伝えるわけではない
ということは実際によくあることだということに気づきました。
自分が恨んでいる人も、もしかしたら反省して悪かったなと思っているかもしれない。
私は、謝られたら許せるけど、謝られないから許せないというところがあって
謝らない人に対して結構怒りの感情が出たりしていました。
直接謝罪しないことに対してデトックスがあったのでした。
(これは、私が許せるようになるキッカケの気づきであって、
謝られたって許せないってことは、もちろんあると思います。
謝ったからと言って本当に反省しているとは限らないですし、
それで自分の感情が落ち着くわけではないこともよくあることだと思います。
謝って済む問題じゃない!とか。)
過去の感情がその時にフリーズしているから恨み続けるけど、
自分がどんどん変わるように相手だって変わっていることに間違いはない。
実際どうなのかはわからないことだけど、だからこそ、
恨んでいる相手でも、相手の背景を観ること、
思いやることは大事なのだと思いました。
実際はわからないけど、相手のためにというより、
自分の「絶対幸福のため」にやることなんですね。
(※絶対幸福:人と比べたり、人から与えられたりする
相対の幸福ではなく、誰がなんといおうとも「自分にとって」の幸福)
そして、恨んでいるということは、相手が過去のままだと信じているから
ということが大きいとわかりました。
いつまでも、あの時の、あの態度の、あの表情の、あの言葉の・・・
もう、その人はいないんですよね。
自分の記憶の中にだけいる。
私はこの気づきがキッカケで、その記憶から自由になれました。
まずは、なんで恨んでいるのか?
あなただけにしかわからない理由があると思います。
「恨み」の感情が出る理由にフォーカスして原因を見つめてみてください。
今日書いたことは、それをした後に参考にしていただけたらと思います。
くれぐれも、思い込ませることはしないでくださいね^^
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
今日もあなたが幸せを感じて過ごせますように♪
IRM認定インストラクター
奥山リエ子