こんにちは♪
IRMエキスパートガイドの奥山リエ子です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます(^∇^)
娘がよく散らかす(!?)本の中に、
というのがあります。
※IRMだと、愛と愛情は別ですよ~と言ってますが、
この本の訳では、愛も愛情も同じ言葉で表現しています。
英語だと、Loveで一つの表現なのでしょうか??
これに答えているのは、ノーベル平和賞受賞者の、ダライ・ラマ14世です。
この問いに対しての答えはこうやって始まります。
人生で大切なことはなんでしょうか?今から2000年以上前にブッダ(お釈迦様)は、この質問に対して「幸せになることです」と単純に答えています。
その、幸せになる方法について、ダライ・ラマ14世は
誰に対してもあたたかい心を持って親しく接することができるようになれば、
その時初めて人生は意味を持つようになるのです。
全ての基本は愛情なのです。
といっています。
そして、お母さんへの愛情とアリへの愛情とに差は絶対にないこと。
どうしたら敵を愛せるようになるのか。
中国軍によるチベット人の虐殺についての例を挙げて書いてありました。
共感能力を育てることがとても大切だと。
そして、最後のほうの一言で、私は涙が止まらなくなってしまいました。
生き物はみんな「幸せになりたい」と生まれつき思っている
別に私は家族や仲間を誰かに殺されたとか、そういう体験をしたわけではないけど、
それでも、なかなか本心からは許せない人がいたのです。
もちろん自己観察も何度もしたし、
頭では相手の気持ちになってみたら・・・とか、いろいろ考えても、
やっぱりあの時私が悲しかった辛かった傷ついたというのが残っている。
殺した殺されたということからしたら、ほんの些細なことかもしれませんが、
それでも心は深く傷ついてなかなか浄化できなかった。
それが、この一言で浄化に近づいたように思います。
ああ、そうだな~。
みんな幸せになりたいんだよな。
どんなひどいと思うようなことをした人でも、
生まれたときは赤ちゃんで
ずっと幸せを目指して生きていて
幸せになりたいのはみんな一緒なんだな。
その根本的なところは一緒なんだ。
ダライ・ラマ14世は、誰に対してもこういう風にみているので、
「相手もわたしと同じだ」
と感じることができるのだそうです。
究極の共感。
それを私も少し感じることができました。
この種をもっともっと育てていきたいと思います。
奥山リエ子