こんにちは♪
IRMエキスパートガイドの奥山リエ子です。
IRMインストラクター目指し、
あなたの人生にIRMを役立ててもらうためのガイドとして活動しています!
こないだの日曜日はIRMのセミナー(IRMアカデミー)でした♪
だいたい、セミナー後は内容のシェアや気づきのシェアをしているのですが、
今日は今一番気になっているセミナー後の出来事の自己観察を書きたいと思います。
といっても現場は自宅なのですが。
IRMアカデミー後は懇親会があり、その後打ち合わせやトレーニングがあるのですが、
打ち合わせ中に自宅で2歳の娘をみてくれている夫から電話がかかってきました。
「今カレー食べているんだけど、ふーちゃん(娘)が口の中をしきりにふいていて、
ナスが合わないのかな?」
その日の夕飯はそれぞれ辛口と子供用と、ふたつナスのカレーを用意していたのでした。
子どものカレーはいつも同じ甘いルーを使って作っているし、
ナスは娘の大好物なので、なんでかな?
もしかしたらそういう刺激のある(アクの強い?)ナスもあるのかもしれないから
やめといたらと言って電話を切りました。
そして帰ってきて次の朝、わかったこと・・・。
なんと、夫用の辛口カレーと娘用のお子様カレーを間違えて食べていたのです!
ええ~っ!!ありえない・・・。なんで・・・。
ちゃんとこっちの鍋があなたでこっちの鍋が娘でって伝えたのに。
しかも以前はお子様カレーをみんなで食べていたのですが、
夫がお腹を壊すから嫌だと言って、自分用に辛口カレーを買ってきて・・・
自分が食べて甘かったら気づくでしょう!
(本当に凄く甘いカレーなんですマンゴーとか入っていて。)
娘はまだあまりしゃべれないのですが、
からいからいといって口の中をふいていたとのこと。
でも結構食べたとも・・・はあ~。
これ、笑い飛ばして終われる方もいるかと思うのですが、
私はかなりのダメージを受けました。
あんなに塩分も油分も入ってしかも辛いのを2歳になったばかりの娘に食べさせるなんて!
間違えたのはしょうがないとしても、気づかないってどういうことだ~!!!
怒り。
そして自分に対しても怒り・自己嫌悪です。
もっとしつこく鍋間違えないように言えばよかった。
わかっているか確認すればよかった。
電話してきたときに気づかなかった。
で、自己観察です。
感情から、その感情の出てくるもとになっている価値観をみつけ、
その価値観を自分が幸せに感じるように作り変えていきます。
怒りは、間違えたことというよりは、
気づけるタイミングがたくさんあったのに気付かなかったことに対してです。
それは夫に対しても自分に対しても。
価値観は「間違いには気づかなくてはならない」
ここら辺で少しづつ落ち着いてきました。
気づかなすぎる夫への怒りは、そのまま気づかない自分への怒り。
気づかないところは同じだなあ・・・ではなくて、
夫は自分を映してしてくれているだけなんだ。
(※同じだなあ・・・だと、相手もそう・私もそうですよね。
私がそうで、相手は見せてくれてるだけの鏡という感覚が大切だと思います。)
その先です。
私は気づかない自分を怒り責めているのです。
何でこの体験をしたんだろう。
と考えたら、数日前の幸田先生のセッションを思い出しました。
セッションで、今取り組んでいることがうまくいかない原因を指摘していただきました。
全然自分で気づいていなくて、でも、本当にそうだと腑に落ちて凄い収穫でした。
その感動というプラスは大きかったのですが、
それと同時に、今まで気づかなくてもったいないことをしてきた・・・
後悔や自己嫌悪というマイナスの感情もありました。
それに対して、でも、ここで気づかせてもらえてよかったとか、
上手くいかない体験をしないと変わらない、失敗から学ぶんだとか、
言い聞かせていたんですね。無意識に。
ここ、自己観察をするところでした。
だから違う形で夫を通してまた体験させてくれたのだと思います。
無意識に暗示的に言い聞かせていることが多いんですね。
小さな引っ掛かりで自己観察すること、凄く大切だと思いました。
小さいとこでできていれば、その後の大きなデトックス(ネガティブな感情)にはつながらない。
ネガティブな感情をずるずるひきづることにもならない。
基礎セミナーで先生がよくお話しされることです↓
大きな感情の揺れがないと自己観察できないだと、精神波動が荒い状態。
IRMでは、小さな揺れを精妙に精妙に観察できるようになっていく。
その精妙さが、望むことと起こってくることが一致するために必要なことなのです。
とはいえ、スルーしたら今度はスルーできないような体験をさせてくれるというのも
凄いシステムですね。
嫌なことが同じパターンで繰り返されるというのがコレです。
なので、「間違いには気づかなくてはならない」
ということについて、きちんと自己観察しました。
そうしたら、
気づかなくて失敗した。
でも失敗していたということには気づけたんだな~と思い、
自分がなかなか気づかないというのは、観察力が弱いということで、
これはもっと意識して気をつけたほうがいいということを教えてもらえたということ。
気づかないで間違え続けないと改善しようとしなかったなと。
人間は間違えて学ぶんだ。
もう夫が鍋を間違えることはしないだろうし、(反省してたので)
私は間違えにすぐ気付けたら、自己観察しなかったら、
ここまで心に刻むこともなかった。
気づかないということの価値もあるのだ。
それに気づかなくて幸せということもいっぱいあるし、
人は気づくタイミングで気づくのだ。
なんて思えてきたら、すっかり嫌な気分は無くなっていました。
逆に夫に対して、こういうきちんと気づかせてくれるシステムについて、
感謝の念が沸いてきました。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
今日も素晴らしい一日をお過ごしください♪
そしてぜひ、ご自分のこと、今までよりも細かく観察してみてくださいね。
奥山リエ子