■不安心配が沸いてこなくなった瞬間 | 感情は魂からのメッセージ

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感情のコントロールとなりたい自分への最短メソッド【IRM感情科学プログラム】

こんにちは♪

I.R.M.エキスパートガイドの奥山リエ子です。

昨日から暖かくなって、公園はちびっ子で大賑わいでした。


私と1歳の娘も、お弁当を持って公園に遊びに行きました。ポカポカと気持ちよかったです♪

もう春ですね~



さて今日は土曜日に行われたベーシック講座から、幸田先生のお話を紹介したいと思います。



「今」しかないのだから、未来への不安や、過去のショックな出来事を

気にしないようにする、気持ちを切り替えて嫌なことは忘れるようにする
という考え方もありますが、それは、

「自分の記憶力・想像力を否定しているということ」

でもある。

そういうこともすべて肯定し、
それを自分が望むようにどうやって活用するか?

というのがI.R.M.。



本当に人生において、この世界には否定するものなんて何一つないということです。

・・・ということを知ってはいても、気づかずいろんなことを否定しています。

そのたびに感情が動いて、自己観察して、肯定していく。
どんどん肯定できるものが増えていく。
I.R.M.は毎日そういうことをしています。


未来への不安や、過去のショック、
そういうのは苦しいけど、否定するものではないということです。



私は、娘が生まれて数ヶ月、まだお座りくらいしかできない時、
不安に取り付かれて苦しかったことがありました。

娘は鏡が好きで、リビングに姿見の鏡を置いていたのですが、
それが倒れたらどうしよう!という不安です。

置かなければ解決するのですが、娘がとても鏡を気に入っているのでどうしても置きたい。

でも、万が一倒れてきたらどうしよう。

自分でもびっくり、頭がどうにかなったのではと思うくらい。強迫観念という感じです。


実際に確認してみて、すごく安定しているし、娘はまだ鏡につかまり立ちをするような時期でもなかったので、倒れる可能性なんて、ほとんどないわけです。

でも、不安は度々出てきます。

心配する必要はないとか言われても、言い聞かせても、心配・不安という感情って、勝手に起こってくるもので、ないものにすることはできないですよね。


この時私が苦しかったのは、望まないことを考えて不安になっていると、それが現実になるからでした。

考えたくないのに考えてしまうことで、望まないことを現実化させてしまう。

不安になるということは、たとえば私だと鏡が倒れてくる可能性というのをものすごく信じているから不安になるのです。

その人が一番信じていることが現実に現れます。

「このまま不安を出し続けていると、現実になってしまう。」

と思って、その不安を何とかしたいと思っていました。


不安を否定し、何とか不安がなくならないかなとそればかり思っていたのです。


この時ももちろん自己観察をしていました。

この不安が起こる前に、私は実際に少し心配していたことが現実になるという体験をしていました。

これも娘に関係していて、娘の顔に当たったら危ないものが落ちてきたのです。
これは、危ないな~と思っていたのに、完全に不注意でした。
娘は幸い何事もなかったのですが、それ以降、その危ないもの(ハンガーなどをかけるためのフックみたいなものです)の扱いにはとても気をつけるようになりました。
本当に学んだので、それ以降危ないことは起こっていません。

このことを思い出して、

不安になるということは、倒れる可能性という想像力があるということ。

なんでも、物事を経験して、同じ失敗を繰り返さないようにと学んでいくけれども、
倒れてから同じことが起こらないように、危なくないようにしようではなくて、
それを未然に防げるためにあること。

そういうことへ意識が及んだ時、不安を肯定できたのです。


そして、この時から、あれだけ毎日苦しかった不安から開放されたのです。


この時以降、一日に何回も頭に浮かんでいた鏡についての不安が、まったく浮かばなくなりました。

もちろん、倒れてくることもありませんでした。


この当時は不安を肯定しようと自己観察していたわけではありませんでしたが、
最終的には不安を肯定するためのインスピレーションが出てきて浄化されました。


この時、私が嫌で一番の問題だったのは、は鏡がどうこうではなくて、
「不安」の感情が出続けることでした。

体験での本質は、「不安の肯定」だったようです。


嫌で嫌でしょうがなかった「不安」を肯定できたときに、現実が変わりました。



本当に、何かを否定する必要はないのだといいうことを、
私たちはいろいろな体験を通して教えてもらっているのだと思います。


最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。


奥山リエ子