伊勢神宮参拝と要人警護 | ideamngのブログ

伊勢神宮参拝と要人警護

毎年正月には伊勢神宮に参拝するのですが、不運なことに今年は小泉、岡田両氏が同日に参拝に来ていたために相当な時間の足止めを食らうことになりました。

前にも小泉氏の参拝と重なったことがあったのですが、入り口に到着してから参拝が終わり出てくるまで、完全に参拝客の足止めをする規制方法には疑問を覚えます。

要人警護の観点からある程度の規制は必要であるとしても、4日とはいえまだまだ参拝客が多い中で正面の参拝口を通行止めにして、参拝客の流れを完全に止める必要があるとは思えません。

その参拝にしても一般の人がする簡単な参拝とは異なる方式を取るために参拝客の流れが止まる時間は外宮でも数十分になります。

参拝客の中には参拝口が完全に止められているために電車やバスの時間に間に合わないといって、参拝を断念される方もおられました。

このような方が出ないようにするためにも参拝の流れを完全に止めるのは避けるべきであると考えます。

参拝口は人が通るには十分に広く流れを完全に止めなくても、道の中央で左右に分ける事で十分に参拝の流れを止めることなく、要人警護を実現できると考えます。

道を中央で分けるという警護手法をとったとしても、要人が参拝を止められている参拝客に近い側を通る現状では参拝の流れを完全に止める手法と比べて要人と参拝客との距離に違いはありません。

また要人は社の中に入って参拝するために参拝に時間がかかり、その間参拝口から社まで誰もいないにもかかわらず、参拝が規制されるという状況になります。

このような状況は極めて非効率的であり、参拝規制は要人が入るときと出るときのみ行なえばよいと思われます。

もしもこの程度の警護では不足であるのならばそもそも参拝日を来週末などに変更すべきです。

元旦から三日を過ぎれば十分に空いているという考えで4日に参拝に来ているのだと思われますが、臨時列車、臨時バスが出ている期間はまだ混んでいると考えるのが良いと思います。

また今年は小泉氏に加えて岡田氏までが参拝に訪れたために混み具合が前よりも増しました。

岡田氏の方は近くで見ていなかったためにどのような規制をしたのかわかりませんが、要人警護を必要とするならば二人一緒に参拝するなどの工夫をして、できる限り参拝の流れを止める時間を短くするべきだと思います。



多くの人が何十分も道が空いているにもかかわらず待たされた後で、悠然と手を振りながら帰るのは本当に何とかして欲しいです...