鳥インフルエンザ対策の必要性について | ideamngのブログ

鳥インフルエンザ対策の必要性について

11月25日、世界保健機関(WHO)は鳥インフルエンザ(avian influenza, bird flu)が将来大流行し、最大で世界人口の3割が発病し、死者数が200~300万人に達する虞があると発表しました。

その発表は下記の通りです。

1.インフルエンザの大流行は20~30年おきに起きている
2.過去36年間、インフルエンザの大流行は起きていない
3.今年32人の死者を出した鳥インフルエンザが大流行の原因の型になる可能性が高い

これをみると「今まで大流行が20~30年おきに起きてきたのに、過去36年は起きていないから、そろそろ起きるかもしれない。」というもので、鳥インフルエンザが大流行するメカニズムを解析して、その危険性を述べたものではありません。

ただ今年タイやバンコクで32人の死者を出していることを考えると鳥インフルエンザは、今日本が直面する最も危険な感染症であると思われます。

ここで日本のメディアに目を転じるとBSEに関連して、毎日アメリカと日本との牛の輸入再開交渉の模様が報道されるばかりで、鳥インフルエンザについては死者がでた場合に小さく伝えられるのみです。

BSEについては、その牛から人への感染確率は極めて低いとされ、BSEが人に感染したという例はヨーロッパに滞在歴のある人以外では存在しません。

それに対して今年だけで鳥インフルエンザを原因としてアジアで32人が死亡しており、その危険性はBSEよりもはるかに高いと思われます。

その危険性を考えれば牛の全頭検査よりも鳥の全羽検査の方が必要であると考えます。

鳥の羽数を考えると現実的には難しいと思われますが、全羽検査に向け必要な努力をするべきではないでしょうか。

またメディアもBSEに比べると鳥インフルエンザの危険性を十分に報道しているとは言えません。

感染症は不衛生な場所で広まるため、日本で数百万人規模で鳥インフルエンザが流行することはないかもしれません。

しかしBSE対策と同程度に政府は鳥インフルエンザ対策を進め、メディアも鳥インフルエンザの危険性を伝えるべきだと考えます。